空室検索 当サイトが一番お得 レストラン予約

サステナブルなまちづくり

豊かな自然と独自の貴重な文化や歴史をもつ大洲。
まちとともに協力して次の世代へと繋げていく取り組みを行なっています。

まちを残し、紡いでいく
豊かな自然に囲まれ、文化や歴史を紡いできた大洲。
まちを次の世代にも受け継ぐため、私たちが行ったのは観光という手段を用いたまちづくり。
観光によって価値が見直され、地域の強みとなり、発展していく。
人びとが訪れ、想いに触れることで、文化や歴史が次の世代へ紡がれていくことが私たちの願いです。
歴史的価値のある建物を残し、活用する
歴史あるまちの景観を残すために
私たちが大切にしているのは建物が最も輝いていた時代の趣や風情を、
可能な限り「そのまま残す」こと。

そうすることで、美しい城下町のまちなみを守るだけでなく
かつてそこで暮らしていた人々の営みや時代背景に触れることができ、
これまでのストーリーに思いを馳せる特別なひとときを味わっていただけます。

主な受賞歴

  • 2021年度グッドデザイン賞

  • 「世界の持続可能な観光地2023年 TOP100選」

  • 「世界の持続可能な観光地2022年 TOP100選」

大洲のまちで歴史・文化を紡ぐ旅を

まちの様々な場所に点在する歴史的建造物をホテルやレストラン、観光施設として活用し、大洲の歴史や文化に実際に触れてもらう。
訪れた人びとが観光を通じて、まちの想いを紡いでいく一員になれる。そんな大洲ならではの旅をご提供いたします。

  • 歴史的建造物への宿泊

    登録有形文化財に指定されているMITI棟や、かつて木蝋を製造していた蔵を持つMUNE棟など歴史的・文化的に価値の高い建物にご宿泊いただけます。
    元の建物の姿を可能な限り残すことで、建物の歴史的価値や城下町の景観を、五感全てで感じながら、次の世代に残すことにもつながっています。

  • 大洲だけの文化体験

    肱川での鵜飼、大洲城のナイトツアー、臥龍山荘のプライベートツアーなどの体験プログラムの料金の一部は、伝統文化保全のために充てられるとともに、プログラム自体が活動の発信の場として文化継承に役立ちます。

  • 自然の恵をいただく

    大洲・愛媛産の食材にこだわった地産地消のお食事をご用意しています。
    里芋を使用した「いもたき」や鯛のお刺身を乗せた「宇和島鯛めし」などこの地域の郷土料理をご提供することで、伝統ある食文化の継承や地元農家の方への貢献に関わっています。

  • まちを巡り、想いに触れる

    レザークラフトや竹を使った工芸品を扱っているお店や、古民家を活用したカフェ・生活雑貨のお店、老舗の和菓子屋等、観光名所以外にも大洲のまちは魅力的なお店が点在しています。大洲の魅力をより知る旅をお楽しみください。

まちを残すための取り組み

大洲の豊かな自然、文化や歴史を守るために、
まちに関わる様々な方々と協力して取り組みを行なっています。

  • 伝統・歴史
  • 廃棄物

歴史的建造物の活用

歴史的に価値の高い建物を保全するだけでなく、できる限り当時の姿を残して活用しています。その建物だけでなく城下町の景観も守り、その価値を次世代につなげています。

  • 伝統・歴史

建物の歴史・伝統工芸品に触れる

客室では建築意匠に触れられるだけでなく、そのストーリーを感じられるインテリアや、砥部焼・和蝋燭等の地域の伝統工芸品から、建物とまちの歴史・伝統を知ることができます。

地産地消の料理

大洲・愛媛の地元食材をメインに、その食材が持つポテンシャルを引き出したお料理の数々をお楽しみいただけます。

  • 伝統・歴史

砥部焼

レストランでは「ヨシュアブルー」と銘打った瀬戸内海の海のグラデーションを表現した、ヨシュア工房の器を使用。舌だけでなく目でも愉しむひとときをお届けします。

  • アクティビティ
  • 伝統・歴史

日本三大鵜飼「大洲のうかい」

鵜飼を観覧しながらシェフ特製のお重スタイルのディナーをお楽しみいただけます。
辺りが暗くなると篝火を焚いた鵜舟が走り出し、鵜が鮎を獲る姿を間近でご覧いただけます。

まちの声

元々大洲に住んでいた方、取り組みから大洲を知った方など、まちとの関わり方は様々です。
取り組みによって変わった大洲の今と、これからの大洲を語るまちの声をご覧ください。

一般社団法人キタ・マネジメント/代表
髙岡 公三

5年前だと観光に来てくださる方は大洲城と臥龍山荘を見て、「志ぐれ」と言うお菓子を買って1~2時間で帰られ、この城下町に泊まる人はほぼ0だった。

でもこのホテルができたことによって宿泊できるまちに変わり、滞在時間が長くなった。お客様が増えてきて、おしゃれなショップがまちに進出してくれるようになった。

最近では、大洲のまちのことは知らなくても、「NIPPONIAに泊まりたい」と言ってきてくださった方が、大洲を好きになって帰ってくれる。そういう形になりつつある。

BALL ARCHITECTURE/
一級建築士/管理建築士
渡邉 純哉

イチからではなくマイナスからのスタート。屋根が落ちていたり、廃墟になっていた建物もあり、まずはゼロに戻して、そこからプラスにする必要がありました。こういった改修・デザインは初めてでしたが、結果良かったんじゃないかなと思っています。

建物を保全するだけではなく利活用するために、何でも昔のままでいいわけではありません。歴史的な価値としてお客さまに伝えるべきところと、現代に合わせて綺麗にすべきところを慎重に棲み分けしました。大洲は戦火を逃れ、江戸から令和まで残っているものがあり、城下町にある風景や空気感を残すことができるようにデザインしています。

施工現場では図面通りにいかないこともありましたが、同じ方向性の元、施工の職人さんと一緒に、建物の良さを残すためにどうするべきか考え、問題を解決していく大変さと面白さもありました。

大洲市観光まちづくり課(当時)
村中 元

文化資源を残すという今回のプロジェクトはいわゆる未来志向なんですよね。将来この地域に住む人や未来で活躍する人に対して、この大事な地域資源を活用してもらうために、残していく。

全国の色んな地域が大洲のモデルを知りたい、自分たちの地域にインストールしたいという気持ちをお持ちだということは、これからの日本にとって意義があると思っています。こんな風にまちが良くなっていくことは嬉しいと、まちの方々からも仰っていただき、とてもありがたいです。

我々の次のステージはやっぱり人だと思っていて、人がまちをつくっていくが本当のまちづくりですから。大洲のまちびとが、城下町のまちびとになるっていうことじゃないかなと思います。

持続的に住み続けられる
まちを目指して

観光という手段を用いたまちづくりを進めていく中で、自然環境や歴史的価値の高い建物だけではなく、その土地に住む方々の普段の暮らしも守りたいと考えています。観光地として価値の高いまちづくりも重要ですが、健やかに住み続けられるまちとして価値を高めていくことも重要です。

持続的に住み続けられるまちを目指し、訪れる人にとっても住む人にとっても魅力的な場所として、まちを残し紡いでいく取り組みをこれからも続けていきます。

事業視点での取り組みの詳細はこちら

NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町の魅力

CONCEPT

独自の歴史・文化の魅力に
あふれ何度も訪れたくなるまち


肱川のほとりに位置し、四季折々の情景を見せる大洲城下町。

歴史ある邸宅を改修した客室棟が城下町に点在している分散型ホテルだからこそ叶う、何度も訪れたくなる感動的な旅を。